社会・全般
2015年2月11日(水)9:00
雪だるまに歓声/伊良部小
海上自衛隊がプレゼント
海上自衛隊第5航空群は10日、青森県八戸市の海上自衛隊第2航空群から空輸された雪500㌔を伊良部小学校(砂川靖夫校長)にプレゼントした。児童143人は、雪合戦や雪だるま作りを通して雪の感触を味わい、歓声を上げていた。
第5航空群が、県内の学校・施設などの児童生徒に雪の感触を楽しんでもらう目的で寄贈したもの。
1994年度から実施され、宮古島でのプレゼントは今回で5回目。この日は久松五勇士の会が全面的に協力した。
贈呈式で、第5航空群司令の畠野俊一さんは「大きくなったら海上自衛隊に入ってください。入ると世界の国へ行けます」と述べた。
児童会長で6年生の佐和田滉君は「わくわくどきどきしながら雪を持っていた。伊良部大橋が開通すると、こんなに良いことがあるんだね」と礼を語った。
雪が校舎に囲まれた広場に敷かれたブルーシートに広げられると、子どもたちは手に取って大はしゃぎ。「雪だ」「冷たい」と喜んだ。
4年生の佐久川翔夢君は「初めて雪を触った。冷たかったが、楽しかった」と声を弾ませた。