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社会・全般
2015年2月14日(土)9:00

最優秀に「生クリーム紫あんぱん」/地域雇用創造主催

島の特産品化目指す/第1回スイーツコンテスト


第1回スイートコンテストで最優秀金賞に輝いた上地さん(左から4人目)と金賞の石垣さん(同2人目)、本村さん(同3人目)、石山さん(同5人目)=13日、市役所平良庁舎

第1回スイートコンテストで最優秀金賞に輝いた上地さん(左から4人目)と金賞の石垣さん(同2人目)、本村さん(同3人目)、石山さん(同5人目)=13日、市役所平良庁舎

 宮古島地域雇用創造協議会(会長・長濱政治副市長)の「第1回宮古島スイーツコンテスト2015」が13日、市役所平良庁舎1階ロビーで開催された。市民から応募された宮古島産紫イモペーストを使用したスイーツ8種類を市役所に訪れた市民が審査員となり試食した結果、富士製菓製パンの上地隆徳さんの作品「生クリーム紫あんぱん」が最優秀金賞に選ばれた。上地さんは「まさか選ばれると思っていなかったのでとてもうれしい」と笑顔で感想を述べた。

 同コンテストは、宮古島特産の紫イモを使った新しいスイーツを開発し、新たな名物、土産品として全国に発信することなどを目的に初めて開催された。

 開会式では長濱会長が「プロアマ問わず紫イモのペーストを活用した新しいスイーツを島の特産品にまで高めたいとの思いでこのコンテスト開催した。島の人たちで考えたスイーツを全国、世界に発信していきたい」と述べた。

 募集の結果、30作品の応募があり、一次審査の書類審査を通過した8作品が会場で一般市民に試食され審査が行われた。

 最優秀金賞に選ばれた上地さんは「私は正直あまり紫イモが好きではないので苦手な人でもおいしく食べられる商品開発を目指した。3月には商品化するのでぜひ多くの人に食べてほしい」と述べた。

 上地さんの作品は、冷やして食べるスイーツパンで、紫イモを使用した自家製あんこと北海道十勝産の上質な生クリームを使用し、紫イモが苦手な人にも食べやすく仕上げた作品となっている。

 上地さんには、賞金3万円のほか第31回全日本トライアスロン宮古島大会開・閉会式特設ブースでの販売権利が与えられる。

 そのほか、3作品が金賞に選ばれ、金賞受賞者にも同大会での販売権利が与えられる。

 入賞作品のレシピは一般公開され、商品化を目指すすべての人が販売に関する権利を有することになる。
 入賞者は次の通り(敬称略)。

 【最優秀金賞】「生クリーム紫あんぱん」(富士製菓製パン・上地隆徳)
 【金賞】「畑(ぱり)のゆさらび~紫芋とドラゴンの初恋」(宮古島熱帯果樹園まいぱり・石山竜丞)▽紫芋のスフレ(モトムラ和洋菓子店・本村隆)▽「ちゅら恋紅のほっこり焼き」(石垣智枝)


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