社会・全般
2015年2月15日(日)9:00
新鮮野菜はいかが/あけぼの学園
生産物即売会を開催
知的障害者(児)支援施設のあけぼの学園(友利勝政園長)で14日、施設利用者が日ごろの作業で作った野菜や花、手工芸品などを販売する生産物即売会が開かれた。地域住民らが多数、訪れ、利用者たちの活動成果を買い求めた。
同園では、施設利用者が活動訓練の一環として作った成果品を販売することで活動を披露する場とするとともに、地域住民と交流することなどを目的に、毎年、同施設が開園した2月に生産物即売会を実施している。
会場では、ニンジンやタマネギ、ダイコン、ホウレンソウなどの野菜や、マリーゴールド、コスモス、ペチュニアなどの花の苗、ゴーヤーやトマトなどの野菜の苗、バッグやアクセサリー、コースター、フォトフレームなどの手工芸品が販売されたほか、ニンジンの収穫体験なども行われた。家族で訪れていた男性(43)=平良=は「野菜や花をたくさん買った。とても安くて買うのが楽しかった。購入することが施設へのチャリティーにもつながると思い、応援する気持ちも込めて買いに来た」と語った。