教育・文化 社会・全般
2015年3月8日(日)9:00
旧十六日祭にぎわう/親族で後世の正月祝う
旧暦1月16日に当たる6日、市内各所の墓地は旧十六日祭(ジュウルクニツ)を祝う家族連れで混雑した。先祖の墓前に親族一堂が集まり、皆が元気であることを報告するとともに、今年1年の健康を願った。持参した多くの料理を供え、後世(グソー)の正月を祝った。
この日は多くの事業所が終日または午後から休みとなったほか、学校の授業も午前中で終了。この日のために島外などから帰省する人も多く、市内各所の墓地は、多くの供え物を手に訪れた家族連れでにぎわった。
伊良部池間添の墓地では、先祖の墓をきれいに掃除し、親族がそろうと、後生での金とされている紙銭(カビジン)を焼いたり、墓前に料理を供えたりして、感謝の祈りをささげた。
親族6人で訪れていた与那覇重雄さん(81)は家族の健康と子や孫の健やかな成長を願った。