延べ1万1500人余利用/14年度市伊良部公民館
大橋開通など要因、2年ぶり増
市伊良部公民館の2014年度利用者総数は延べ1万1593人で前年度より610人増えた。2年ぶりの増加。地域の敬老会と伊良部大橋開通日に開催された祝賀会が総数を押し上げる要因となった。
伊良部の人口は約5400人で、1人当たりの利用は約2回。同公民館では「大ホールでの祝い事が利用者増加につながった。今後とも利用増に向け取り組みたい」と意気込む。
大きなイベントでは主催者が大ホールを借り切るのが多い。また別室をフラサークル、太鼓サークル、大正琴サークル、古典・三味線サークルなどの講座で利用している。また実習室、会議室、高齢者子供交流室、視聴覚室などが併設され、利用目的は多種多様。
14年度利用状況の月別で最も多かったのは9月で大ホール利用者が延べ1880人。主な内訳は、敬老会の参加者約1400人、古希祝賀会の参加者約400人。次いで1月で大ホール利用者が延べ1500人。主な内訳は、伊良部大橋開通開通記念祝賀会の参加者約1400人。
大ホールでの年度利用者は延べ8005人で全体の69%を占めた。次いで和室でのサークル利用者延べ1826人、会議室の利用者延べ505人の順となっている。
高齢化社会が進む中、今年度も古希祝賀会の利用が期待されている。