覚えてね「いかのおすし」/宮古島署
新入学児童にチラシ配布
宮古地区の16の小学校で入学式が行われた8日、宮古島警察署と宮古島地区防犯協会は各小学校の周辺で「いかのおすし」の広報活動を行い、入学児童とその保護者らにチラシを配布した。
防犯協会の前川尚誼会長は「新入学児童が安全で安心して登下校するためにもしっかり呼び掛けていこう」とあいさつした。
宮古島署生活安全課の比嘉俊正課長も「宮古島所管内では発生していないが全国では子供が被害者になる事例も発生している。声掛け事案はその後、事件に発生するケースもあるので子や親にしっかり周知させて危険回避能力を高めていきたい」と述べた。
同署によると2014年の1年間における声掛け事案は県内で375件発生し、宮古島署管内では14件で、そのうち12件が児童に対するものだった。今年はこれまでに3件発生している。
配布したチラシでは、知らない人に、ついて「いか」ない▽知らない人の車に「の」らない▽「お」お声で助けを求め▽「す」ぐ逃げる▽何があったか大人に「し」らせる-という「いかのおすし」を覚えるよう呼び掛けている。