社会・全般
2015年4月15日(水)9:00
出来上がったみそに満足
JAおきなわ女性部講習会
JAおきなわ宮古地区女性部(上地洋美部長)は14日、JAおきなわ宮古地区本部の加工施設で宮古みそづくり講習会を開いた。上地部長ら15人が参加し、伝統保存食の手作りみそを仕上げた。全員に分配したみそは家庭に持ち帰り、半年ほど熟成させてから味わうことにしている。
宮古みそづくりを通して、食文化の継承と合わせて部員加入による組織強化を図るのが目的で実施された。
参加者らは、大鍋でゆでた大豆に麦こうじを混ぜた。次いでミンチ機で練り状にし、大豆の煮汁、島マース(塩)、泡盛(酒)をそれぞれ適量に入れてこねた。
大豆をゆでる合間には、ゆし豆腐づくり、五目煮・餃子づくり、おから料理に挑戦して完成させた。昼食は手作り料理に舌鼓を打った。全員の笑顔が広がっていた。
上地部長は「参加した皆さんは、昔ながらのみそ作りを鮮明に覚えていて、懐かしそうに作っていた。特にミンチ機には驚いて感動していた。これかも講習会は継続したい」と前を見据えて強調していた。