行楽客のマナー最悪/平良パイナガマ
ゴールデンウイーク(GW)が明けた7日、パイナガマビーチの駐車場の一角には、同ビーチでは禁止されているバーベキューの残りやペットボトルが入ったごみ袋が大量に放置され、景観を損ねている。
管理する市都市計画課では「パイナガマビーチにはごみ箱が設置されていないので、立て看板でごみは持ち帰るよう呼び掛けているし、バーベキューも禁止しているが毎年GW明けはこの状態。公共の場なのでもっとマナーと節度を持って遊んでほしい」と呼び掛けた。
同課によると、同ビーチのあずまや周辺には敷地内では禁止されているバーベキューや花火をした形跡があったという。
散乱した大量のごみは7日の朝から同課が撤去作業を行ったが、海水浴シーズンとなる夏場は特に週末に大量のごみが放置され、月曜の朝には同課が撤去するという状態が続いているという。
同課では「市民、観光客がきれいな環境で楽しむためにもビーチ内では自分で出したごみは持ち帰るようにしてほしい」と話した。
市が管理する都市公園と農村公園でバーベキューができるのは、狩俣にある健康ふれあいランド農村公園と荷川取漁港内公園のみとなっている。
市によると公園内での禁止行為は▽飲酒▽損傷、汚損▽宿泊▽指定場所以外の車の乗り入れ▽たき火-など。該当する人には、市都市公園条例の定める罰則規定により1万円以下の過料を科する場合があるとしている。