200人が絆深め合う/沖縄南秀同窓会
新会長に平良晶さん
【那覇支社】沖縄本島在住の県立宮古高校卒業生(旧制宮中、宮高女を含む)で構成する沖縄南秀同窓会(波平勇夫会長)の2015年度定期総会、祝賀・懇親会が27日、那覇市のマリエール・オークパインで催され、約200人の会員が参加して互いの旧交を温め合った。
総会では14年度活動・決算報告や15年度活動計画・収支予算案を全会一致で承認した。任期満了に伴う役員改選で新会長に前副会長の平良晶さんを選出し、副会長には上里賢一さんの留任と前幹事の与那覇勲さんを選任した。任期は2年。
懇親会は参加者全員による宮高・宮高女の校歌斉唱で幕を開けた。
新会長の平良さんはあいさつで、「新加入の25期生を熱烈に歓迎する。これを機会に同期会を結成して同窓会の活動にも積極的に参画し活性化に寄与してほしい」とエールを送った。
60歳の還暦を節目に新規入会した25期生を代表して、池間聡さんが「大先輩方の仲間入りをして覚えてもらい、今後われわれ同期生も仲良く同窓会を盛り上げていきたい」と決意を述べた。
砂川恵伸元琉球大学学長の乾杯の音頭に続き、来賓あいさつで南秀同窓会の仲地清成会長(代読・真栄城忠之副会長)が母校と両同窓会のさらなる結束と親睦・交流を力強く訴えた。
懇親会では14、15年度春の叙勲・褒章や危険業務従事者叙勲を受章した同窓会員など6人が紹介され、出席した旭日小綬章の佐和田直さん(元浦添市議会議長)と瑞宝双光章の伊佐照雄さん(元海上保安官)に花束が贈呈され、会場から祝福の盛大な拍手が送られた。
舞台では琉舞の「とうがにあやぐ」や日舞、創作ダンスの「南秀トゥナイト」などが多彩に披露され、同窓会の絆を深め合った。
沖縄南秀同窓会の15年度活動計画では、会報「南秀」17号発行(7月)や囲碁大会(9月)、第7回パークゴルフ大会(11月)などの開催を予定している。