「未来の自分にきれいな歯を」
正しい磨き方学ぶ/宮古地区デンタルフェア
歯と口の健康週間(6月4~10日)にちなみ30日、宮古地区デンタルフェア(主催・県歯科医師会、主管・宮古地区歯科医師会)が下地農村環境改善センターで開催された。ブラッシングコーナーでは、正しい歯磨きの仕方を指導したほか、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士らが歯の健康にかかわるそれぞれの仕事を紹介し、子どもたちは虫歯予防と未来の自分にきれいな歯を残すことの大切さを学んだ。
会場は、ブラッシングコーナー、顕微鏡コーナー、フッ素コーナー、KIDSコーナーが設けられ、顕微鏡コーナーでは、子供の口腔(こうくう)内から実際にだ液などを採取し、虫歯の原因菌が動いている様子などを映像で紹介し、歯磨き習慣や、うがいの大事さなどを歯科衛生士が説明していた。
また、義歯を作成するコーナーでは、石こうを使って作成する工程を歯科技工士が子どもたちに教えた。
宮古地区歯科医師会の我如古充会長は「例年、平良地区で開催してきたが昨年、伊良部で開催したところ大好評で、今年は下地で開催することとなった。こうしたイベントを親子が歯の大切を学ぶ機会にしてほしい」と呼び掛けた。
娘の優実ちゃん(4)と美織ちゃん(2)と一緒に訪れた浜比嘉久美子さんは「2人とも毎日歯磨きしているので、こうした機会で改めて歯磨きの大切さを学べたので良かった」と笑顔で話した。
そのほか、舞台では入江保育園と下地保育所の園児による踊りや余興も行われ、フェアを盛り上げていた。