社会・全般
2015年6月4日(木)9:00
初夏を告げるクマゼミ鳴く/伊良部
宮古の初夏を告げるクマゼミが3日、伊良部で確認された。センダン(センダン科)の枝に止まり、「シャイシャイシャイ」と大きな鳴き声を響かせていた。7月ごろから本格的な大合唱が始まる。
伊良部では、センダンの樹木が他の地域より多く現存している。このため、センダンを好むクマゼミの格好の生活の場となっている。
宮古には日本最小のイワサキクサゼミ、宮古固有種のミヤコニイニイ、体を逆さまにして止まったりするツマグロゼミ、クマゼミの4種が生息。今年も4種の個体が確認された。
クマゼミ 日本最大のセミで、体長6㌢前後。背中の色は黒く、羽は透明で緑色の筋がある。