社会・全般
2015年6月10日(水)9:00
イナゴ防除で被害抑制へ/来間自治会
薬剤散布を実施
来間自治会(来間得良会長)は7日、夏場に大量発生しサトウキビに被害を与えるタイワンツチイナゴを防除し、被害を抑制するため薬剤散布を来間島全域で実施した。自治会では今後も継続して防除作業を行っていく方針。
作業には来間島の農家30人が参加。午前7時から午後3時ごろまで、収穫が終了した葉タバコ畑や雑草が生い茂った草むら、サトウキビ畑の周辺などで、マンゴーハウスや民家へ影響が及ばないよう配慮しながら薬剤の噴霧を行った。
来間会長は「見ている感じだとイナゴの数は昨年より増えているように感じる。羽が生え、成虫になってからでは効果が薄くなるので、まだ幼虫が多いこの時期に、多く見られる下の方に生える雑草を重点的に行った。羽が生えて飛び始める前にもう1度やろうと思っている。農家に損害を与えないためにもこまめに取り組んでいきたい」と語った。