宮古の歴史道を散策
お披露目ツアーを実施/プラネット・フォー
宮古島の歴史・文化、暮らしに焦点を当てる「宮古島ひと・とき さんぽ」事業の開始を記念するお披露目ツアーが13日、平良の漲水御嶽や仲宗根豊見親の墓などで行われた。参加者は各地を巡りながら宮古の歴史を体感、仲宗根豊見親らの英雄物語にも触れた。
この着地型ツアー事業はプラネット・フォー(中村良三代表)が実施。御嶽巡りや西里通りの散歩、佐良浜地区の漁師町歩き、港の散歩、森探検、カツオ1本釣りなどを体験できる。
この事業の開始を記念する形で13日に無料のお披露目ツアーを実施した。
案内人を務めた中村代表は、目黒盛豊見親や与那覇勢頭豊見親、仲宗根豊見親といった宮古の英雄物語を紙芝居を使って分かりやすく説明。言い伝えも含めて宮古島の歴史を語った。
宮古神社を出発した一行は漲水石畳道を通って漲水御嶽へ。ここで目黒盛や与那覇勢頭の生涯を追った。
この後、仲宗根豊見親の墓に移動。参加者は歴史を感じさせる壮大な墓の前に立ち、中村代表の話を聞きながら仲宗根豊見親の時代に思いをはせていた。
お披露目ツアーはきょう14日まで。事業の詳細についてはツアーデスク(電話73・7311)まで。