研究使用機器を寄贈/イオン琉球が宮総実環境班へ
イオン琉球が地域に根差した活動などを行う団体やNPO法人などに希望する品物を寄贈する「第20回イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン」への参加団体の一つである宮古総合実業高校(具志堅三男校長)環境班への贈呈式が17日、同校で行われ、マックスバリュ事業部先島運営部の稲嶺直樹部長から具志堅校長に研究で使用する機器の目録が手渡された。
同キャンペーンは、毎月11日の「イオンデー」で買い物客に発行する黄色いレシートを、支援したいと思う参加団体のボックスに入れてもらい、そのレシートの合計金額の1%相当分の品物を各団体に贈る取り組み。2001年から実施されていて、これまで延べ242団体に2156万円相当の品物を寄贈してきた。
今回は同校環境班を含む12団体が参加。14年4月から15年2月までレシートの投函(とうかん)が行われ、総額290万円分の寄贈が行われることとなった。
環境班が同キャンペーンに参加し寄贈を受けるのは9回目で、今回は残留窒素を吸収する日本ソバを植えることで地下水保全などを目指す研究に使用する硝酸態窒素分析電極一式(11万円相当)の寄贈を受ける。
贈呈式で目録を手渡した稲嶺部長は「ぜひ研究を頑張ってほしい」と生徒を激励。具志堅校長は「いつも格別な支援をありがとう。ソバの栽培研究に有効利用したい」、環境班の友利和樹部長(3年)は「寄贈品を使ってこれからも頑張って研究を進めていきたい」とそれぞれ語った。