地域の安全、地域で守る/鏡原PTA
パトロール隊が出発式
鏡原幼小PTA地域安全パトロールの出発式が17日、鏡原小学校で行われた。パトロールには宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)、瑞慶山力宮古島署長と署員ら約40人が参加した。出発式後、周辺地域をパトロールした。同パトロール隊は2006年に結成され、今年で10年目を迎える。今後毎週水曜日に地域パトロールを実施する。
出発式でPTAの新里真理子副会長が「子供たちを取り巻く最近の環境は必ずしも安全・安心とは言えない。鏡原・宮原地区の子供たちの安全・安心、笑顔を守るため力を合わせて活動しましょう」と呼び掛けた。
鏡原小の国仲克紀校長は「子供たちが安心して登下校できるのは地域の皆さんのおかげ、これからも見守ってほしい」と述べた。
瑞慶山署長は「宮古島署管内には27団体がパトロール隊を結成している。事件の前兆事案とされる声掛け事案もすでに12件発生している。皆さんの協力で地域の隅々までパトロールをしていきたい」と話した。
同小PTA生活指導部の長濱宏弥部長が「第1回の地域安全パトロールを実施する」と宣言文を読み上げ、パトロールに出発した。