「早く家に帰ろう」
深夜はいかい防止パトに23団体参加
青少年の深夜はいかい防止・未成年者飲酒防止のボランティア夜間街頭指導が25日夜、平良地区を中心に行われた。防犯協会や少年補導員協議会、PTA、市教育委員会など23団体から約100人が参加。各グループに分かれて目抜き通りや公園、ゲームセンター、コンビニなどを巡回し、青少年の非行や問題行動の未然防止に努めた。
平良庁舎で午後9時から行われた出発式であいさつした、市青少年育成市民会議の川満好信会長は「夏休みに入って1週間が経った。少しずつ気がゆるみ始めるころ。宮古島夏まつりを始め、各地でいろいろなイベントが催される。深夜はいかいは非行の入り口といわれている。宮古島の将来を担う子供たちを見守っていこう」と連携強化を呼び掛けた。
宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長が音頭を取り全員で「ガンバロウ三唱」を行い気持ちを一つにした。
この後、参加者たちは青色信号灯や懐中電灯を手に西里、市場、下里の3通りやカママ嶺公園、パイナガマビーチなどを徒歩と車両でパトロールした。
この日は宮古島夏まつりの初日で市内目抜き通りは歩行者天国となり、家族連れなどでにぎわいを見せた。
パトロール参加者たちは、未成年者を見つけると「もうすぐ午後10時になる。早く家に帰ろう」などの「声掛け」を重点的に行い帰宅を促していた。