来年の再会誓う/池間での民泊終了
福島からの保養家族
放射線量の低い地域で一定期間過ごす保養のため福島から来島している家族は、7日間の日程の5日目に当たる1日、池間島での民泊を終了した。同日午前、池間島離島振興総合センターでお別れ式が開かれ、来年の再会を誓った。1、2日は協力ホストファミリー宅でホームステイする。
福島からの家族は7月28日に6泊7日の日程で宮古入りし、初日から4泊は「きゅーぬふから舎」(前泊博美代表)を窓口に修学旅行生の民泊受け入れを行っている家庭で過ごしてきた。
「お別れ会」では前泊代表が「池間島に来てくれてありがとう。また来てくれるのを待っています。この後も気を付けて遊んでほしい」と呼び掛けた。
受け入れ家庭のあいさつでは「また遊びに来てほしい」や「楽しかった。帰ってしまうのはさみしい」、「福島に帰っても池間のことを忘れないで」、「また再会できることを祈念している」など別れを惜しむとともに再会を願う声が多く聞かれた。
福島からの保養受け入れは「うむい宮古島保養プロジェクト満月」実行委員会主催で、2013年からスタート。3回目となる今年は9家族31人が来島している。