史跡巡りで歴史散策/城辺まつり関連行事
きょう祭り本番
第6回城辺ふれあいまつりの協賛行事「文化財等史跡巡り」が1日、城辺地区で行われた。親子16人が史跡や文化ロードを歩き、地域の歴史に触れた。祭り本番はきょう2日、城辺公民館で開催される。
この史跡巡りは城辺地区地域づくり協議会が主催した。地域の歴史文化に対する理解を深め、保護意識の高揚を図ることが狙い。
参加者は東平安名崎を皮切りに、友利のあま井、上比屋山遺跡、先島諸島火番盛(砂川遠見番)、高腰城跡などを回った。市文化財係の新城宗史さんが各史跡について説明した。
上比屋山遺跡では、遺跡に残されている三つの祭場を見学した。石垣の上に茅の屋根がある祭場の姿に参加者は興味津々。講師の新城さんは「屋根の作り方を知る人が少なくなっていることが心配。この技術を若い人に伝え、継承していくことが大切」と話した。
参加者はこの後も複数の史跡を巡り、城辺地域の歴史と文化を学んだ。
きょう2日に本番を迎える城辺ふれあいまつりは午前9時に開会。舞台発表では保育所の園児、婦人会による踊りのほかカラオケのど自慢、伝統芸能発表、サムイ大会などが行われる。