伝統・クイチャーにぎやかに/城辺ふれあいまつり盛況
「青年団歌・応援歌」初披露
第6回城辺ふれあいまつり(主催・城辺地区地域づくり協議会)が2日、城辺公民館で開催された。会場には多くの地域住民や市民が来場し、クイチャーや獅子舞といった地域の伝統芸能に触れるとともに、のど自慢大会、サムイ大会などいろいろな催しを楽しんだ。
この祭りは、城辺地域の伝統芸能を継承するとともに、地域の連帯強化と活性化を図るために毎年開催されている。
開会セレモニーは、福里保育所園児の旧城辺町歌斉唱で幕開け。主催者あいさつでは、饒平名建次会長が「今年は伊良部大橋開通記念で伊良部島の特産品コーナーを設けたほか、昭和初期時代の懐かしい『部落会青年団歌・応援歌』の演舞など多彩な催しを準備しているので楽しい時間を過ごしてほしい」と来場者に呼び掛けた。
そのほかにも、友利獅子舞保存会が「友利の獅子舞」を披露し、関係者のテープカットでまつりはスタートした。
午前中は保育所のおゆうぎ会や婦人会の踊り、じゃんけん大会などが行われ、午後からは今回初開催となる「部落会青年団歌・応援歌」のほか、伝統芸能発表会、シンガー・ソングライターの神銅アキさんによるふれあいコンサート、サムイ大会などが行われた。
青年団応援歌では、西中、比嘉、友利、上区がそれぞれの地域で歌い継がれた応援歌を披露。会場に詰め掛けたお年寄りたちは、一緒に歌いながら青春時代を思い出していた。
そのほか、会場周辺では農産物加工品の即売や苗木の無料配布、警察展、そばやかき氷の早食い大会などが行われ、多くの人出でにぎわっていた。