住民税の納期内納付を/市徴収対策協
8月が納付月/街頭でチラシ配布し啓発
宮古地区個人住民税徴収対策協議会(会長・長濱政治副市長)は5日、市内の大型スーパー前の4カ所で街頭啓発活動を実施した。長濱副市長らは、買い物客らにチラシを配布し、納付月にあたる8月での納期内納付、自主的な納付の協力を呼びかけた。
6月末の市個人住民税の普通徴収第1期では、納期内納付の収納件数が4351件、収納額約1億1762万円、納期内納付率は対前年比5・68%増の70・71%。
同活動は、市村と県の自主財源に占める割合の大きい個人住民税について、第2期(多良間村は第1期)の納付月にあたる8月に納期内納付の広報活動をすることで、個人住民税に関する意識の高揚を図るのが目的で行われた。
開始式では、参加者らは「納付内納付をこころがけましょう」「自主的納付に努めましょう」「口座振替推進中」と大書されたのぼりを立ててアピールした。
長濱副市長は「住民税の徴収率は年々向上しているが、なお一層の成果を目指し、沖縄県との協力の下、徴収対策の強化や納税に関するPR活動に取り組んでいく」と気持ちを引き締めた。
同協議会副会長の千早清一宮古事務所県税課長は「宮古地区においては、宮古島市、多良間村、沖縄県の三者で連携し、個人住民税の納期内納付をお願いする街頭啓発活動を昨年度から実施している」と述べた。
その上で「納期内納付の向上を目指して、本日の街頭啓発活動の開始を宣言する」と強調した。
アトラクションでは、西城保育所(友利和江所長)の園児14人が「わったー島人」という曲に合わせて元気よく踊った。力強い子供シーサーに大きな拍手が送られた。
市のイメージキャラクター「みーや」も登場し、盛り上げた。