「伊良部大橋」ヒットに手応え/うえち雄大さん
カラオケ情報誌で紹介
上野出身の演歌歌手、うえち雄大さんが、カラオケ情報誌「月間ミュージックスター」や「エース」で大々的に紹介され、ファンの間で話題となっている。4月に「伊良部大橋」をリリースし、島の観光PRにも一役買っているうえちさん。「全国で『伊良部大橋』を歌って、観光名所にしていきたい」と笑顔を見せた。
「うえち雄大『日本一のカラオケ流し』が宮古島の魂を歌う」とのタイトルで紹介された「ミュージックスター」7月号で、うえちさんは「1日に10軒の店で歌うことを目標に、門前払いされても、店の扉をたたき続けた」と話す。
今回の来島でも、平良西里の飲食店街「イーザト」をめぐり「伊良部大橋」をPR。「地元で浸透しているのがうれしい」と語り、ヒットの手応えを感じ取った。
10月には東京で行われる「全国沖縄県人会交流会」に招かれ「伊良部大橋」を披露することになっている。「全国の県人会が一堂に集まる。それぞれの地に帰ったら、カラオケで歌ってほしいと宣伝したい」と開催を待ちわびている。
芸能生活45周年を迎えたうえちさんは「伊良部大橋」は、その集大成となる楽曲だという。
「全国版の業界誌に紹介されて光栄。しかし、流しで一軒一軒の店をめぐるという初心はこれからも貫きたい」と力を込めた。
15日の「オリオンビアフェスト」にも出演が決定しており、「改めて地元の人たちと開通を祝いたい」と話した。