郷友集い10周年祝う/盛況、宮古ふるさとまつり
全国の宮古郷友会員が一堂に会して市制施行10周年を迎えることを祝う「宮古ふるさとまつり」が30日、市中央公民館大ホールで開かれた。各地から多数の郷友が参加し、宮古島市誕生10年の節目に祝杯を挙げるとともに、歓談しながら親睦を深めた。
まつりは友利の獅子舞で幕開け。主催者あいさつで下地敏彦市長は「多くの郷友の皆さんが集ってくれた。郷里を離れて長い年月がたったかと思う。合併をして10年。発展した宮古島を見てもらいたいとの思いでこのまつりを開催した。昔話をしたり、将来の展望を語りながら愉快に過ごしてほしい」と呼び掛けた。
市議会の真栄城徳彦議長は歓迎のあいさつで「郷友会の皆さんにはいろいろとお世話になってきた。これからも長い付き合いを願っている。今回はせっかくの故郷・宮古島なので、このまつりを楽しんでもらい、宮古に生まれて良かったという実感を持って、帰ってもらいたい。市民は心を込めて皆さんを歓迎したい」との思いを語った。
宮古島商工会議所の下地義治会頭の音頭による乾杯に引き続き、各郷友会のうち今回、出席した関東、関西、九州、在八重山の各郷友会会長が紹介された。
ステージでは新里の棒振りや与那覇のヨンシー、伊良部トーガニが披露されたほか、今年の「鳴りとぅゆん(鳴り響く)みゃ~く(宮古)方言大会」で市長賞を獲得したセリック・ケナンさんによる「みゃーくふつ漫談」、歌手の下地暁さんによるライブ、抽選会、全員でのクイチャーが行われた。