歌や踊りで地域に感謝/宮古病院で十六夜祭
宮古病院(上原哲夫院長)は2日夕、同病院駐車場で十六夜(いざよい)祭を開催した。三線演奏やダンスパフォーマンス、バンド演奏など多彩なプログラムで盛り上がった。
特設ステージにはちょうちんをつるし、出店から漂う甘い香りで祭り気分を演出した。
ステージの幕開けを飾った同病院サンシン倶楽部は「豊年の歌」「十九の春」「なりやまあやぐ」などを演奏。この日のために猛練習してきたという成果を披露した。
宮古総合実業高や宮古高の生徒たちは楽しいダンスで、次郎工業は民謡ショーでそれぞれ会場を沸かせた。
ステージの進行役は、同病院家庭医療センター医師の李瑛(リヨン)さんと、看護師の辻野晴香さんが務め、軽妙なトークで会場を一体にした。
上原院長はあいさつで、地域の人たちの協力や施設の充実でさらなる医療の向上を図っていくことを強調した上で「最後まで楽しんで、明日への活力につなげてほしい」と呼び掛けた。
十六夜祭は、日ごろ世話になっている地域や関係機関の人たち、職員やその家族が一堂に会して交流することが目的。駐車場も無料開放され、家族連れなどで終始にぎわった。