福島での押し花展に出展/工房「ローゼル」の会員10人
「復興支援に役立てれば」
押し花工房「ローゼル」(伊良部字長浜、林貴代子代表)の会員10人は、福島県で行われる押し花展に作品を出展する。南の島からの作品出展は2013年に続き2回目。会員たちは「宮古の草花の美しさを福島の皆さんに見てもらいたい。少しでも復興支援のお役に立てれば幸い」と話している。
会員は伊良部島に住む主婦らで構成。今回は、アサヒカズラやブーゲンビリア、ハイビスカスなどの植物や花びらを素材に、花かごやブーケなど、秋をイメージしたものを作品にした。
伊良部大橋の全景と「夢実現」の文字を描いた渡久山ひろみさんは「開通を記念して作った。作品は自宅に飾ったり、友人にプレゼントしたりします」と笑顔だった。
指導している林さんは、福島県双葉郡出身、伊良部長浜在。「身近に咲くきれいな花を押し花にすると、美しい色を長く楽しむことができる」と魅力を語った。
展示会は20日~22日まで、福島県郡山市の郡山ビッグアイ6階市民ふれあいプラザ展示室で行われる。
出展者は次の皆さん。(敬称略)
林貴代子▽林宏美▽川満恵美子▽長浜洋子▽友利京子▽渡久山ひろみ▽武島用子▽川満冨士子▽新里節子▽佐和田貴美子