社会・全般
2015年12月12日(土)9:03
病害虫、雑草対策学ぶ
農業士・就農青年ク合同研修
宮古地区農業士会・就農青年クラブ合同資質向上研修会が11日、宮古農村青少年教育センターで開かれた。関係者ら20人余が参加し、作物の病害虫や雑草について学んだ。
講師に県植物防疫協会調査研究アドバイザーの高江洲和子さんが招かれ「県内で発生する作物の病害虫・雑草」と題して講演した。
その中で、高江洲さんは「害虫は植物をかじったり、吸汁などで被害を与える。害虫は同じ品種、同じ植物を大規模に一斉に栽培した場合に激化しやすい」と注意を促した。
また「農薬の正しい使い方は、ラベルをよく確認し、使用基準を守って適正に使い、農薬使用後の防除器具はホースの中まで良く洗う。使用後には、日誌の記帳を習慣づけ、農薬使用時は防除衣などを着用する」とアドバイスした。
講演会後、同クラブの会員が栽培する農作物の視察、宮古神社での豊年祈願祭などを行った。