安心・安全確保でパトロール
年末・年始総合警戒/仲地さん一日署長
年末・年始総合警戒出発式が24日、宮古島署(瑞慶山力署長)で行われた。出発式に先立ち、宮高3年の仲地伊織さんに一日警察署長の委嘱状が瑞慶山署長から交付された。仲地さんは「私たちは温かい人情あふれたこの町を守るため、宮古圏域の住民一人一人が防犯意識を持ち、地域が一丸となって、安全・安心して暮らせるまちづくりを実現することを決意する」と「かぎすま宮古島」宣言文を朗読した。式後参加者は4班に分かれ、西里通りからイーザト(通称)を抜け、下里通りまで、防犯カメラ設置予定箇所の視察を兼ねて徒歩でパトロールした。
出発式で瑞慶山署長は「宮古島署としても、自主ボランティア団体や関係機関と連携し、地域住民がすがすがしい新年を迎えられるよう、より一層の犯罪抑止に向けた活動を推進する」とあいさつした。下地敏彦市長は「街頭パトロールを通して、市民が安心して楽しい新年が迎えられるよう協力をお願いしたい」と激励のあいさつした。
パトロールには瑞慶山署長、前川尚詮防犯会長、一日警察署長の仲地さんらが参加した。
また、自主防犯ボランティア団体は車両や徒歩で割り当て区域のパトロールを実施した。
経済活動が活発化するこの時期、年末年始における県民及び観光客らの安全・安心を確保するため年末・年始総合警戒を県下一斉に実施している。