最低7.4度 この冬一番/宮古島地方
平年比べ8・3度低く/暖冬から一転「さむ~い」
宮古島地方は24日から25日にかけて、強い冬型の気圧配置と、強い寒気の影響で厳しい冷え込みとなった。24日の最低気温は平良下里(宮古島地方気象台)で平年よりも8・3度低い7・4度(午後7時25分)を観測。25日は午前1時48分に平良下里で7・7度を観測した。この日の日中の最高気温は平年よりも7・8度低い12・9度だった。名護市と久米島では24日に「みぞれ」が観測された。
同気象台で観測を開始した1938年以降、最低気温が最も低かったのは1967年1月16日で、6・9度を記録している。
同気象台によると宮古島地方では寒さのピークは過ぎ、冬型の気圧配置が次第に緩む見込みで、今後強風が吹くおそれはなくなった。
下地島空港で25日、最大風速12・3㍍、最大瞬間風速17・7㍍(いずれも北の風)を観測した。
23日午前0時から25日午前11時までの各観測点での最大風速、最大瞬間風速は次の通り。※カッコ内は最大瞬間風速。
最大風速は下地島空港20・9㍍(26・2㍍)▽多良間空港16・7㍍(23・7㍍)▽宮古島地方気象台12・5㍍(22・3㍍)▽宮古空港12・6㍍(20・6)。
沖縄気象台によると26日から向こう一週間は、気圧の谷や前線の影響で曇りや雨の日が多く、期間の前半は高気圧に覆われて晴れる所がある予報。
最高気温・最低気温はともに、26日は平年より低く、その後は平年より高く、平年よりかなり高い日もある見込み。