社会・全般
2016年4月17日(日)9:02
キビ手刈り呼び掛け
宮糖多良間、悪天候で原料確保できず
【多良間】宮古製糖多良間工場(来間春誠工場長)は2016~17年期のサトウキビ製糖の操業が悪天候続きのため、原料の搬入等の遅れから操業が延びると発表した。操業が始まり約3カ月が経過している。今期の多良間製糖工場の操業終了予定は3月末だった。現時点での操業終了は今月30日の予定。天候状況で延長する可能性もあるため、サトウキビ農家に村内放送で手刈り作業を呼び掛けている。昨年の操業は4月12日に終了している。
来間工場長は「4月15日現在、1万8066㌧のサトウキビが搬入されており今後、約2800㌧の搬入が見込まれている。悪天候が続き農家、ハーベスターでの作業ができない状態となっている」と現状を説明した。