手作りこいのぼり空へ/市社協城辺支所
園児とお年寄りが50匹を
市社会福祉協議会城辺支所(下地信広支所長)は28日、同所でこいのぼりの掲揚式を行った。園児とお年寄りが参加。力を合わせてひもを引き、50匹のこいのぼりを空に泳がせて歓声を挙げた。
参加したのは砂川保育所(杉本正三所長)の3、4歳の園児22人と「城辺生きいき教室」の利用者(砂川学区)17人。
園児とお年寄りたちは、今月14日に共同でこいのぼりを作製。カラービニールに目やうろこなどを貼り付けて、個性あふれるこいのぼりを作った。
掲揚式で、園児たちが童謡「こいのぼり」を元気に歌うと、お年寄りたちは手拍子をしたり踊ったりして盛り上げた。
下地支所長は「皆さんがすくすくと育つよう、こいのぼりを掲揚します。おばあさんたちも早く大きくなってと応援している。たくさんご飯を食べて元気に育って」と呼び掛けた。
この日は曇り空だったものの、園児やお年寄りたちが手作りしたこいのぼりは、春風に乗って元気に空を舞った。
下地光子さん(76)は、孫の将陽君(4)と一緒に参加。光子さんは「歳を取っても、孫たちと遊ぶと元気が出る」と笑顔だった。