豊ノ島関と交流/狩俣小児童
「体重は」「ご飯の量は」
「うわー、大きい」ー。時津風部屋所属の大相撲力士、豊ノ島関(32)=高知県出身=と子供たちとの交流会が25日、狩俣地区の狩俣公民館で開催された。舞台で豊ノ島関が子供を相手に得意の下手投げ技を披露すると、大歓声が湧き起こった。
同地区瀬戸崎に新築された「ヴィラ狩俣」の運営オーナー「アートアベニュー」(東京都、藤澤雅義代表)が狩俣住民との縁をきっかけに豊ノ島関を招いて交流会を開いた。
また狩俣小学校の児童33人、宮島小学校の児童3人、池間小学校の児童21人の計57人のほかに住民や教員らを招待した。
藤澤代表は豊ノ島関との交流が深く、大相撲九州場所などでは豊ノ島関の取り組みに懸賞を出している。
子供たちが「体重は?」、「一日のご飯の量は?」という質問に、豊ノ島関は「体重は160㌔。小学4年生の時に夕食でご飯をどんぶりの5、6杯食べていた。もっと食べていたかもしれない」と答えた。会場から「すごい」と驚いた声が上がっていた。
豊ノ島関は笑顔で児童一人一人に手形をつけたサイン色紙をプレゼントし喜ばせた。
豊ノ島関はマイクを手に「皆さんと会って、これを励みに来場所は頑張る。12月には元気な姿で宮古島巡業で訪れるので、皆さんも足を運んでください」とアピールした。
狩俣小学校3年の久場彬弘君は「力士が大きかったので緊張した。とても楽しかった」と感想を話した。