正しい食事療法学ぶ/県民食育講演会
主婦の疲れにくい体づくり
2016年度第1回県民食育講演会(主宰・公益財団法人県保健医療福祉事業団)が15日、市中央公民館で行われた。心とカラダの食育協会の宇栄原千春代表理事を講師に迎え、参加者は、主婦が疲れないための身体をつくるダイエット「正しい食事療法」について学んだ。
講話では食事は健康の基本で▽体は自分が食べた物でできていること▽体の中で起きていることは化学反応なので、必要な栄養素とカロリー(エネルギー)がバランス良く必要な分摂取されていることが大切▽体にはサイクルがあるため、それに合わせて食べていれば、食事を摂取しない寝ている間は吸収と代謝の時間になる-など、食べ方と睡眠時間で体は変わっていくと説明した。
また、外食、中食(市販の総菜)、内食(自宅での食事)で、バランス良く食べるために外食では野菜が多いメニューを選ぶ。中食はできるだけ油脂の少ないものを選び、一手間掛けて野菜を入れる。
内食はあらかじめ献立を決め、買い物は週末など時間があるときにまとめてして下準備をしておく。忙しい平日は包丁を使う回数を減らす。電子レンジをうまく活用することで時間を短縮する工夫をすることなどが説明された。