竹刀の交流40年/宮古郡剣道連盟
八重山との絆確認/記念祝賀会で節目祝う
宮古郡剣道連盟(長濱光雄会長)主催の第40回先島親善剣道記念大会祝賀会が18日、市内のレストランで行われ、宮古と八重山の剣道連盟関係者や両地区の少年少女剣士らが40年間で培った絆を確認しながら、さらなる交流促進を誓い合った。
主催者あいさつで長濱会長は「昼は記念大会で互いに競い合いあった。この祝賀会は交流を深める機会にしてほしい。この親善大会は40年間一度も欠かしたことがない。これからも50、60年と交流を積み重ねて100年を目指して絆がどんどん深まることを期待している」と述べた。
祝辞では、市体育協会の長濱博文会長が「この40年の歴史も先輩たちから後輩たちが絆を受け継いできたことによるもの。これからも子供の剣士たちがこの交流のしっかり引き継いで絆を深めていってほしい」と呼び掛けた。
また、激励の言葉では県剣道連盟の羽地昇子副会長が「先島親善大会が年続いてきたその歴史の中に剣道の理念がある。これからも宮古、八重山の交流がさらに深まることを願っている」とあいさつした。
そのほか、宮古毎日新聞社の平良覚社長が乾杯のあいさつを行い、宮古と八重山の交流が剣道を通してさらに深まることに期待を寄せた。
祝賀会の幕開けでは、宮古郡剣道連盟監事の友利洋子さんが「黒田節」を披露したほか、中学生剣士一同による余興なども行われ、会を盛り上げた。
会場では、宮古と八重山の剣道連盟関係者らがこれまでの親善大会を振り返りながら、思い出話で盛り上がった。