すべてバリアフリー化
八千代バス 路線バス4台
八千代バス・タクシー(砂川能樹社長)はこのほど、同社で3台目となるノンステップバスを導入した。これにより同社の路線バスに使用するバス4台はすべてバリアフリー基準を達成。同車が運行する平良から狩俣、池間方面への路線バスは高齢者や障害者の移動などがスムーズになる。
路線バスすべてのバリアフリー基準達成について24日、砂川社長は「宮古島市のバリアフリー基本構想の年次目標は平成35年だが、それよりも早く達成できてうれしい。運行路線には高齢者も障害者もいる。すべての車両がバリアフリー化になったので喜んでもらえると思う」と話した。
同社の路線バス4台は、3台がノンステップバスで1台がリフト付バスとなっている。
導入されたノンステップバスの特徴は、車いすスペースを原則2脚分以上確保▽車いす利用者が乗車中に利用できる手すりや容易に使用できる押しボタンの設置▽床面は滑りにくい仕上げ-などとなっている。
砂川社長は「バリアフリー化を目指すのであればできるだけ早い段階からサービスを開始しようと思った。今回、条件に合った車両が見つかったので購入した。利用者がより一層活用しやすい環境にするためにこれからも取り組みたい」と述べた。
同社は、2014年4月に宮古島で初となるノンステップバスを導入し、路線バスとして運行させ、これまでバリアフリー化を図ってきた。