優勝ナインを祝福/久松中野球部保護者会
「県大会も勝ち上がれ」
久松中学校野球部の地区大会制覇を祝う会(同部保護者会主催)が16日、久松公民館で開かれた。多くの地域住民が集まって部員22人の活躍と勝利を祝福。併せて「次の県大会でも勝ち上がれ」と激励した。
久松中野球部は先月開催された地区大会で優勝。決勝では北中との延長戦を制す粘り強さを見せた。
保護者会の宮城正人会長は「地域の力をもって育てられた子どもたちが晴れやかに優勝を決めた。すべては地域の支えのおかげ」と深い感謝を込めた。
下地敏彦市長もお祝いに駆け付け、「監督の教えを子どもたちがしっかりと実践した結果だ。県大会では宮古代表チームという自覚を持って正々堂々戦い抜いてほしい」と激励した。
この後、母親から生徒に折り鶴とお守りが贈呈された。折り鶴には「必勝」の文字を浮かばせ、県大会での活躍に期待を込めた。
野球部主将の新里健太君は「僕たちのために祝賀会を開いてくれてありがとうございます」と感謝。「優勝は皆さんの応援のおかげです。県大会ではまず初戦を突破し、チームの目標である九州大会(決勝進出が条件)に出場できるよう頑張りたい」と決意した。
古堅秀樹監督は「県大会では一戦必勝の気持ちで目の前の試合に集中していきたい。子どもたちのプレーで地域の皆さんに恩返しをさせていただく」と県大会に向けて意欲を語った。
久松中が出場する県大会は21日に開幕。久松中は22日に初戦を迎え、コザしんきんスタジアムの第2試合で与勝と対戦する。