宮高7期生が傘寿祝う/80人参加、旧交温める
【那覇支社】宮高7期生(2016年度代表幹事・川平博一さん)の約80人が15日夜、傘寿を祝う会を那覇市のハーバービューホテルで開催し、参加者らは母校の校歌を全員で歌ったり、昔話に花を咲かせたりして旧交を温めた。
祝賀会は、友利隆博さんの司会で、砂川徳子さんが踊る「かぎやで風」から華やかに開幕。その後、本村浩一さんの音頭で校歌を斉唱した。
会の実行委員長・重富粋徹さんは「80年間、われわれはさまざまなことに巡り合いました。戦争をわれわれは体験し、大戦後の混乱した世の中をわれわれは乗り切りました。過ごしてきた時間の重みを感じます。残された人生は、健康を第一に、白寿を迎えられるように頑張りましょう」とあいさつした。
平良朝男さんは「80名も集まり、宮高7期は温かい気持ちの集団です。何かをやろうと言ったら、すぐに集まる。その潔さ、人生に対する前向きの姿勢を今日は共有したいです」と述べ、乾杯の音頭を取った。
宮古代表の仲地清成さんも「今日は、顔を見るだけで大満足です。同期生は最高に大事なものだと思います。これからもますます元気で交流を深め、良い人生を送りたいと思います」と、旧友との集まりに喜びの声を上げた。
代表幹事の川平博一さんも「80歳は50から100までの中間です。これから4分の1、残る年を健康で過ごしていきたいと思います」と述べたほか、同期生の伊志嶺恵徹さんが今年4月に瑞宝中綬章に叙勲されたことなどを報告した。
参加者らは、その後も「高校3年生」を歌ったり、ビンゴゲームや舞踊を楽しんだりして久しぶりの再会を楽しんだ。