社会・全般
2016年12月28日(水)9:01
「雪塩だるま」が完成/雪塩ミュージアム
地域の小学生が参加
パラダイスプラン(西里長治社長)の雪塩を使っての「雪塩だるま」作りが27日、平良狩俣の雪塩ミュージアム(雪塩製塩所)で行われた。地域の小学生が参加し、真っ白い雪塩でだるまを完成させた。
参加した子供たちは、発泡スチロールで作られただるまの型に水で溶かした雪塩を手で塗り、目、鼻、口、手などを付けて「雪塩だるま」を完成させた。
宮古島出身の母親の帰省で愛知県から来島し、同イベントに参加した鴨田里菜さん(6)は「水で溶かした雪塩はペンキみたいで、それを塗っていく雪塩だるま作りは楽しかった」と笑顔を見せた。
雪塩ミュージアムの友利豊さんは「宮古の子供たちは雪に触れる機会が少ないので、地域への貢献として雪の代わりに雪塩でのだるまづくりを行っている。清い塩を使うことで子供たちの無病息災を願うという意味も込めている」と開催趣旨を語った。
「雪塩だるま」を完成させた子供たちにはぜんざいが振る舞われた。