さらなる絆を確認/多良間村・宮古市
姉妹都市20年で祝賀会
【多良間】多良間村と岩手県宮古市の姉妹都市締結20周年の祝賀会が12日、同村コミュニティー施設で行われた。会場には、宮古市からの訪問団をはじめ、姉妹都市と交流がある家族、受け入れ家族、村議会員ら、多くの関係者が出席し、姉妹都市20周年を盛大に祝った。
伊良皆光夫村長は「宮古市から、約3000㌔離れた多良間島ではありますが、児童・生徒をはじめとする、教育、文化、経済など様々な形で交流をすることができたことに対し、感謝の念でいっぱい。宮古市の児童生徒の皆さんは、温暖な気候、島の動植物など自然と触れ合いを楽しんでほしい。また、友達との交流など、いろいろな体験が皆さんの人生の一ページとして心に残り、成長への種として役立つことを祈っている。この交流が末永くことを願っている」と述べた。
宮古市の山本正徳市長は「12月に宮古市で締結20周年を祝った。また多良間島で盛大に祝うことができてうれしく思う。締結から30年、先人の絆を大切にしてこの先30年と続いて行くことを願っている」とあいさつした。
同会場で山本市長から伊良皆村長へ「姉妹都市締結20周年の記念大漁旗」が贈られた。
祝賀会は琉舞愛好会による「四つ竹」の幕開け。多良間村派遣児童生徒による「エイサー」が披露された。 宮古市交流団による「サーモンダンス・宮古アイヌ節」では会場が一つになり宮古市の踊りを楽しみ、締結20周年を盛大に祝いながら、絆と交流を深めた。ゲストとして、宮古市から金澤美咲さんが来島し「北の始発駅」を披露した。