社会・全般
2017年1月26日(木)9:03
野菜たっぷりで健康へ/料理講習会
減塩の沖縄型食事普及
県産野菜たっぷりの沖縄型食事の普及で健康長寿の地域づくりを目指そうと、「チャンプルースタディ料理講習会」(主催・沖縄TLO、共催・市伊良部商工会)が25日、市伊良部公民館で開催された。地域の女性ら約20人が参加。今後、減塩で野菜を豊富に取り入れた沖縄型食事のレシピを家庭で実践し、健康的なライフスタイルの実現に向け決意を新たにした。
講師にフィニッシングスクール西大学院長の西大八重子さんが招かれた。西大さんは「国は1日当たりの塩分摂取量は18歳以上の男性は8㌘未満、18歳以上の女性は7㌘未満という目標値を定めている」と減塩の重要性を述べた。
参加者らは、調理実習で▽さとうきびごはん▽野菜スープ バジルの香り▽グルクンのから揚げ南蛮ソース サクナ添え▽もずくチャンプルー▽カボチャのお汁粉-の5品の作り方を習得した。試食会では、減塩による調理を味わい「おいしい」と感想を話していた。
講習会の冒頭、同商工会の大浦貞治会長は、西大さんが提案する沖縄型食事に感謝の言葉を述べた。