鬼退治で交通安全/鏡原幼の園児
「飲酒運転させないよ」
「節分」の3日、宮古島警察署で交通安全祈願の豆まきがあった。鏡原幼稚園の園児57人が豆をまいて鬼を退治。「飲酒運転はさせません」と誓った。
飲酒運転をする鬼と飛び出しをする鬼を園児が撃退するイベント。園児ほか警察署員、交通安全協会、交通安全ボランティアの皆さんが参加し、今年1年の交通安全を祈願した。
交通安全協会の新里孝行会長は「酔っぱらいの鬼を退治して交通事故が起きないようにしよう」と園児に呼び掛け。宮古島署の大城辰男署長も「お父さんやお母さんに、お酒を飲んだら運転はしないでとお願いしてください」と語り掛け、それぞれ飲酒運転根絶の機運の高まりを期待した。
この後、青鬼と赤鬼が登場。園児たちが一斉に豆をまいた。鬼の面前で勇ましく豆を投げつける園児もいれば、怖い鬼の姿に泣き出してしまう園児も。それぞれイベントを通して節分の文化に触れた。
鬼を退治すると園児全員で交通安全メッセージを読み上げた。「私たちは交通ルールを守ります」と宣言し①道路を渡るときは右左をよく見て渡ります②飛び出しはしません③道路では遊びません-と誓った。お父さんやお母さんには「飲酒運転したり、携帯電話で話をしたりしながら運転をしないでね。指切りげんまんだよ」と呼び掛けた。