宮総実生のレシピ商品化/「うまいもん甲子園」準V
ファミマできょうから発売
高校生の料理コンテスト「第5回ご当地!絶品うまいもん甲子園」で準優勝を獲得した宮古総合実業高校のレシピが沖縄ファミリーマートで商品化され、きょう7日から県内の全店で発売を開始する。レシピを考案した生徒3人が6日、宮古毎日新聞社を訪れ、商品化と発売開始を報告した。
考案したのは同校3年の上原紫音さん、川田美琴さん、棚原千祥さん。トンカツと宮古みそにグルクンを混ぜた特製みそだれ、ゴーヤー、シメジ、タマネギをごはんとのりでサンドしたおむすびで、商品化に当たり「みゃ~くぬみそカツサンド」と命名された。宮古の高校生のアイデアがファミリーマートで商品化されるのは今回が初となる。
上原さんは「自分たちが考えたアイデアが今まで応援してくれた人に届くことはすごいしうれしい」、川田さんは「自分たちで考えた商品が有名なファミリーマートに並ぶことが今でも信じられない」、棚原さんは「企業との連携は初めてのこと。多くの人に今回の活動を知ってもらいたい」とそれぞれ感想を語った。
同社の担当職員は「私たちが普段、商品開発している中では思いつかない味作りを高校生とでき、うれしかった。多くの人に食べてもらい新しい味を感じてほしい」と話した。
価格は税込みで250円。販売期間は27日までの3週間限定。同社では約4万個の販売を見込む。期間中、同商品と対象飲料をセットで購入すると50円引きとなる割引も実施される。