前浜ビーチで環境美化/来月2日「海びらき」
雨の中、60人がごみ拾い
来月2日に与那覇前浜ビーチで開催される「第39回サンゴの楽園未来まで集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」を前に、主催者の宮古島観光協会(豊見山健児会長)は25日午後、会場の同ビーチでクリーンアップを実施した。ボランティアで子どもから大人まで総勢60人が参加。砂浜に散乱するごみを拾い、海浜の環境美化に貢献した。
海びらきでは、東洋一の白い砂浜と透き通る宮古島の美しい海を島内外にアピールする。海浜を永久の観光として守り育み、併せて海の安全祈願を行うのが目的で開催される。
この日はあいにくの雨。参加者の中には雨傘をさし、カッパを着る人もいた。
観光協会青年部の立津烈部長は「たくさんの人の参加でうれしい限り。来月2日の海びらきで、宮古島は本格的な海のレジャー季節を迎える。きれいに清掃し、気持ち良く海びらきを迎えよう」と激励した。
参加者らは、軍手をはめ、半透明ビニール袋を手に燃えるごみと燃えないごみに分別して拾った。
子どもと参加した銀行員の武富美奈子さん(47)は「美しい砂浜を楽しみながら歩き、ごみを拾った」と感想を話した。