社会・全般
2017年4月8日(土)9:01
黄金色の小麦収穫/来間島
豊作で500㌔見込む
来間島の国仲富美男さんの小麦畑で6日、コンバインで収穫する作業が本格化した。黄金色に色づいた麦穂が広がり、観光客らも懐かしい風景としてカメラに収めていた。今年は豊作に恵まれ、収穫量は過去最高の500㌔を見込む。
小麦の収穫は今年で5年目。今期の小麦は昨年11月に種をまいた。以降、順調に成長し、3月から黄金色に成熟し始めた。栽培面積は約1㌶。無農薬で化学肥料は一切使っていない。
小麦の品種は、強力粉、中力粉、薄力粉の3種。強力粉はパン、めん類の主原料、残り2種は菓子類やケーキの主原料として用いられるという。香り風味が口コミで広がり、パン屋、菓子・ケーキ店からの注文が多いようだ。
22日に国仲さん宅前の広場で収穫祭を開催する。その日は小麦を使った昔の郷土料理のほかに、収穫したばかりの新鮮な小麦を販売する。時間は午前10時から午後2時まで。
国仲さんは「収穫祭を通し、昔の風情を楽しみ、郷土料理を味わってほしい」とアピールする。