「はなぞのえん」に富来旗/東北復興の証し、交流のお礼
はなぞのこどもえん(新城久恵園長)に富来旗(ふらいき、大漁旗)が届き9日、園児たちにお披露目された。富来旗は、東日本大震災で被災したラグビーチームへエールを送るものだが、富来旗プロジェクトを進める土持禎寛さんと園部浩誉さんが、園児との交流に感激しお礼として送ったもの。園では、「運動会や各イベント会場で掲げて、盛り上げていきたい」と喜んでいる。
別名・大漁旗と呼ばれるが、東北の三陸地方では富来旗として親しまれている。
富来旗には、タイがラグビーボールを持って跳びはねている様子を中央に、ハイビスカスやオオゴマダラ、カクレクマノミを描き南国イメージを強調。園の合い言葉である「とびだす元気 はじける勇気 あふれる笑顔」と記して、園児たちにエールを送っている。
土持さんと園部さんは、宮古でのラグビー普及活動の様子を見学するために来島。「タグラグビー」(子供対象のラグビー)を取り入れている同園も訪れ交流した。
新城園長は「東北復興の思いが込められたプロジェクト。その思いを受け止めて、宮古から元気を発信していきたい」と感謝した。