社会・全般
2017年7月16日(日)9:04
トックリラン満開/平良福山地区
数十年に一度
平良福山地区の砂川栄さん(75)宅の庭先で、数十年に一度しか咲かないとされるトックリランが開花し、道行く人やドライバーの目を楽しませている。快晴となった15日、青空とクリーム色の花のコントラストが映えていた。
砂川さんは、地上から高さ約5㍍先に咲く花を見上げながら「トックリランの苗は約40年前に庭先に植えた。今年で咲くのは2回目なので、わが家のものは約年ごとに咲いたと思う」と話した。
トックリランはメキシコ原産でリュウゼツラン科。
幹の根元が酒器の徳利(とっくり)に似ているのが名前の由来とされる。
この植物は、花を咲かせる養分を蓄えるのに数十年かかるという。花を咲かすと、再び養分を蓄えるようだ。