夏まつりに「提灯タワー」/商工会議所
青年部が企画 中高生が名入れに協力
宮古島商工会議所青年部は今月22、23日に開催される「宮古島夏まつり2017」の期間中、祭を盛り上げるために約200個の提灯を一堂に並べる「提灯タワー」を市場通りに設置することを決定。書道を習う中学・高校生に協力を呼び掛け、提灯一つ一つに協賛企業名を書き込む名入れ作業が16日に市中央公民館大ホールで行われた。
商工会議所青年部では今年の夏まつりでパレードが中止となったことを受け、祭を盛り上げるとともに地域住民に楽しんでもらうこと目的に、「提灯タワー」を市場通りの平良西里郵便局向かいに設置する「宮古島夏まつり提灯プロジェクト」を企画。市内の事業所に協賛の、書道を習っている中学・高校生に名入れへの協力を呼び掛けてきた。
名入れ作業には約30人が参加。主催者が用意した提灯一つ一つに手書きで協賛企業名を書き込んでいった。普段書いている平面の半紙と違い、球体の提灯に書くことに最初は戸惑いを見せていた参加者たちだったが、数を重ねるごとに慣れ、スムーズに書いていった。
事務局では「提灯タワーが一つのきっかけとして、今後も夏まつりを盛り上げていきたいとの思いで企画した。次年度以降も継続し、規模を大きくしていきたい」との考えを示した。