「アルクラ」が開所式/下地診療所が運営
機能特化型リハビリセンター
医療法人下地診療所(打出啓二理事長)が運営する機能特化型リハビリセンター「アルけーる・クラせーる」(右田秀生施設長)の開所式が29日、平良久貝の同センターで行われた。医療関係者や来賓が出席。打出理事長は「運動したい、元気になりたいという人に利用してもらいたい」と呼び掛けた。8月1日にオープンする。
同センターは、同診療所の理念である「地域のニーズと期待に応え、関わる全ての人たちが健康で豊かな生活ができるよう医療介護サービスを通して地域社会に貢献する」の下、介護保険を利用した通所介護サービスを提供する。
「いつまでもきれいに歩きたい。いつまでも住み慣れた家で暮らしたい」をコンセプトに、リハビリの専門のスタッフが個別に指導し、トレーナーが判断して機械運動につなげる。
開所式で来賓の下地敏彦市長は「運動機能に自信のない人は相談していただき、体力に自信を付け、歩けて暮らせて安心して生活ができることを願っている」とあいさつした。
同センターは、大浜第一病院(那覇市)から専門スタッフを定期的に派遣できるよう業務提携を結んでいる。
同院リハビリテーション科の下里綱統括科長も来賓として招かれ「宮古島の医療福祉のサービスが手厚くなり、高齢者や障がい者が生き生きと暮らせる地域になればうれしい」と祝辞を述べた。
同センターではオープンを記念して無料体験会を実施する。
問い合わせは、下地診療所(電話74・7878)または「アル・クラ」(79・5811)まで。