お盆はふるさとで/きょう旧盆入り
空港混雑、スーパーにぎわう
きょう3日から5日までの3日間は、祖先を迎えて供養する旧盆。旧盆入りを控えた2日、市内の大型スーパーでは仏壇に供えるパインなどの果物や料理の材料を買う人たちでにぎわった。一方、宮古空港到着ロビーは帰省客や観光客らで混雑した。
宮古では3日の初日は「ンカイ(迎え)」、4日の2日目は「ナカビ(中日)」、5日の最終日は「ウフイユー(送り日)」と呼ぶ。2日が土曜日と重なったことから3日の日曜日を含めての連休に恵まれた。
大型スーパーでは、旧盆で売り上げを伸ばそうと、売り場を拡大し、豊富な商品を用意。特製オードブル商品を充実させている。
人気はパインや梨、スイカ、バナナなど。定番のツナ缶、菓子セット、紅白かまぼこ、豚の三枚肉、豚肉ソーキなどは大好評だ。
多くの客が、仏壇で飾る菊の花束、先祖があの世で使うお金「打ち紙(紙銭)」などを買い求めていた。
宮古空港では、旧盆で久し振りに里帰りした家族らが、親せきなどと再会し喜んでいた。
波平将朋さん(34)=平良=は「今年も先祖に手を合わせる。健康で過ごせることに感謝し、いつまでもま見守ってほしいと願いたい」と語った。