11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
社会・全般
2017年11月21日(火)9:04

“兄弟”元島に集う/池間民族がレクや懇親会

元島の池間島で交流を深める3地区の住民ら=19日、池間離島振興総合センター

元島の池間島で交流を深める3地区の住民ら=19日、池間離島振興総合センター

 池間、佐良浜、西原の住民が参加する池間民族の集いが19日、元島の池間島で開かれた。3地区の住民がレクリエーションや懇親会を通して絆を深めた。

 集いは1986年に始まり、今年31回目。3地区持ち回りで開いており、毎年多くの池間民族が参加して交流を楽しんでいる。

 午前中は、ゴルフ、グラウンドゴルフ、ゲートボール、囲碁の大会を行い、午後から離島振興総合センターで懇親会を開いた。

 懇親会で実行委員長を務めた仲間正明さん(池間自治会長)は「兄弟よ、ようこそ池間島へ」と佐良浜と西原の住民を歓迎。「誇り高き民族の3地区からこうしてたくさんの人が集まってくれてうれしく思う。まるで盆と正月を一緒に迎えたような気分だ。きょうは時間の許す限り楽しんでいこう」と呼び掛けた。

 この後、各大会の上位入賞者らを表彰した。入賞者が踊って喜ぶと、会場は拍手と指笛で沸いた。

 乾杯の音頭を取った佐良浜池間添自治会の仲村淳会長は方言で池間民族の一層の団結を促し「この素晴らしい集いを、私たちの子や孫にしっかりと引き継いでいこう」と強調。併せて集いの発起人や受け継いできた先輩に感謝を込めた。

 この後も3地区の住民は和やかに交流を深めた。池間島の皆さんが準備した刺し身や煮付け、そば、赤飯を楽しみながら池間民族の絆を確かめ合っていた。

 池間民族の集いは、池間の上里望さん、佐良浜の長浜光雄さん、西原の伊良部和則さんが話し合ってスタートさせた。「その昔、3地区の交流会があった」という情報を基に再開させて今日に至るという。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!