社会・全般
2017年11月29日(水)8:55
宮古の海をキレイにし隊/「隊員」らが海岸清掃
宮古の海をキレイにし隊(井上美香隊長)は28日、平良東仲宗根添にある通称「スサカガー」の海岸清掃を行った。同隊の月1回の定期活動。43人が参加し漂着ごみなどを拾い集めた。
同隊は2年前に本土移住者数人で発足。現在では口コミやSNSを通してボランティアの輪が広がっている。
清掃は夏場は午前5時30分から、冬場は午前6時30分ごろから約2時間実施。日差しを避けることや、隊員が仕事に行く前の時間帯で活動しているという。
隊長の井上さんは福岡出身。「宮古に住ませてもらっているので、感謝の気持ちを表したかった」と活動のきっかけを強調。「海にごみがあるのが当たり前ではなく、ごみのないのが当たり前の海にしていきたい」と話した。
参加した黄沙奈さん(35)=兵庫県=は「シュノーケリングの際、砂浜にごみが流れついているのが気になり、何かできないかと思った。宮古の海を初めて見る人は、透明度や色に感動すると思う」と話した。