前浜入口交差点に信号機/下地与那覇
無事故願い、園児渡り初め
下地与那覇の県道235号線と来間前浜港に向かう市道来間線の交差点(前浜港入口交差点)に信号機が設置され16日、点灯式が行われた。下地幼稚園の園児53人が力強いエイサーを披露した後、関係者らと渡り初めが行われた。宮古島署管内では97カ所目の設置になる。
点灯式で同署の大城辰男署長は「この交差点は過去10年間で7件の人身事故が発生している。地域の皆さんからの強い要望があった信号機が設置された。渡り初め式で皆で渡って、事故がなくなるよう願いましょう」とあいさつした。
長濱政治副市長は「信号機の設置で地域の人たちはもちろん、観光客や市民も安心して前浜を訪れることができる」と述べた。
与那覇自治会の池村英三自治会長は「長年、この交差点に信号機の設置を要請してきた。それが実現し、きょう供用開始になった。宮古島市から交通事故がなくなるよう願う」とあいさつし、渡り初めに臨んだ。
宮古島地区交通安全協会の新里孝行会長は「この交差点は人身事故が多く懸念していた。きょう信号機の供用開始されて、管内から交通事故が減ると期待している」と述べた。
点灯式後、大城署長、新里会長、長濱副市長ら参加者が園児と共に渡り初めで、信号機の供用開始を祝った。